「これを食べたら痩せる」
「たくさん食べなければ痩せる
10代の頃の私は、テレビや雑誌のダイエット情報を信じて、そんな極端な考え方をしていました。
そんな私がなぜ「栄養士」という道を選び、今こうして「食べて整える」ことの大切さを発信しているのか、その原点となった体験をお話しします。
コンプレックスの塊だった10代
私の10代は、常にコンプレックスとの戦いでした。
ぽっちゃりとした体型、何をしても繰り返す頑固なニキビ。実家で暮らしていた頃の私は、流行りのダイエット情報に飛びついては、極端に食事を抜いたり、リンゴダイエットなど単品食べをする日々を送っていました。
まだ美容なんてものに飛びつける年齢でもなかったため、食事を我慢して一時的に体重を落としても体調を崩したり、リバウンドしたり。。。
男兄弟の中で育ったため、ご飯のおかずがパスタ。
肉料理にまた、肉料理。
「野菜はないの?」と母に聞いたこともあります。
野菜炒めにももちろん肉入り。
たくさん食べさせてもらっていましたが、私の体型や肌の悩みは増えるばかりでした。
運命を変えた、学生時代の寮生活
転機は、学生時代の寮生活でした。そこで待っていたのは、栄養士さんによって計算し尽つくされた「バランスのいい、ボリューム満点な食事」でした。
正直に言えば、
「えっ、朝からこんなにしっかり食べるの?」「夜にこんなに食べて大丈夫かな?」
それまで「食べないこと」で体重をコントロールしようとしていた私にとって、目の前に並ぶバランスの取れた定食は、あまりにも多すぎるように見えました。
ところが、そこから信じられないことが起こりました。
2週間で訪れた、3キロ減の奇跡
寮の食事を完食し続けて2週間が経ったころ。毎朝の快便の気持ちよさに気づきました。すると、なんとマイナス3キロ。
「えっ、あんなに毎日食べてるのに?」
実家暮らしの頃、あれほど私を悩ませていた「頑固な便秘」が、嘘のように解消されていたのです。毎朝、自然とスッキリ!。体の内側から掃除されたような爽快感。
この時「体は、正しい栄養で満たされると自然と整っていくんだ」
食が私の体に変化をもたらした、この衝撃的な体験こそが、私が栄養士の資格を取ろうと決意した、最大の理由です。
美容部員として気づいた「内側の美」
その後栄養士の資格を取得し、食の知識を美容で活かしたいと思い、サプリメントを扱う美容部員の道へ進みました。
毎日、美意識の高いお客様と接する中で、あることに気づきました。
最新のスキンケアやお値段の張るコスメを使っている方よりも、私に栄養学を教えてくれた講師の方たちのほうが、圧倒的に肌がナチュラル美。
「何を塗るか」よりも「何を食べるか」。
美容部員として働いた経験は、「やっぱり食事が最強の美容だ」という確信を深めさせてくれました。
私たちの体は、今日も「生かされている」
栄養士の学生時代にスポーツ栄養と出会い、「薬に頼らず、食事でカラダを整える」アスリートの世界に強く惹かれました。
アスリートフードマイスターの資格取得に向けて、しなやかな筋肉を作る食事やパフォーマンス後の疲労回復の食事、試合前の食事のタイミングなどを学び、「食べ物がカラダを作っている」ということをさらに痛感したものです。
さらに最近では、思考や心について学ぶ中で、「カラダの働き」そのものに意識が向くようになりました。
手や足は自分に意思で動かせるのに、心臓の動きや血液の流れは、決して自分ではコントロールできません。カラダは毎日文句を言わず、休むことなく命をつないでくれています。
その事実に触れたとき、「生かされている」のだと改めて実感しました。
今日も頑張っているくれている自分のカラダへ、今はより一層のいたわりの気持ちが湧いています。
大切なあなたに、伝えたいこと
「もう年だから」と諦めないでください。
私たちのカラダは、少しずつですが毎日作り替えられています。
肌の生まれ変わりは28日。これは聞いたことがあるかもしれません。生まれ変わっているのは、皮膚だけではありません。私たちの体の細胞は、部位ごとに違う周期で少しずつ生まれ変わっています。修復機能を持ち、良くしようといつも働いてくれています。
だからこそ、食事や生活習慣を整え、継続していくことが大切です。
昔、乱れた食生活を繰り返していたから…と未来を諦めず、今日から毎日自分のカラダに思いやりをもって接してあげてください。続けているとカラダはちゃんと少しづつ期待にこたえてくれます。


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